青山美智子「木曜日にはココアを」読書感想‐何気ない行動も何かを変える

田中達也さんのミニチュアアートの表紙がおしゃれな本「木曜日にはココアを」

表紙が気になって知った小説です。

静かな住宅地にある喫茶店からはじまる12のストーリー。

ほっとひと息つきたい方におすすめの本です。

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1.木曜日にはココアを・作品紹介

作者は青山美智子さん。

「木曜日にはココアを」は、2017年に宝島社より単行本が発行され、2019年に文庫化されています。

青山美智子さんの著書はほかに「お探し物は図書館まで」「赤と青のエスキース」など。
「お探し物は図書館まで」は、2021年本屋大賞2位になっています。

「木曜日にはココアを」には、シリーズ・続編の小説「月曜日の抹茶カフェ」があります。
青山美智子「月曜日の抹茶カフェ」読書感想‐「縁」の大切さを実感

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2.木曜日にはココアを・あらすじ

川沿いの桜並木の端にある喫茶店「マーブル・カフェ」には、いつも木曜日になるとやってくる女性がいました。

彼女が注文するのはいつも「ホットココア」

カフェ店員の青年は、木曜日の午後3時に彼女がくるのを楽しみにしていました。

青年は、彼女のことを密かに「ココアさん」と読んでいるのでした。

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3.木曜日にはココアを・作品の特徴

「木曜日にはココアを」は、東京、シドニーを舞台にした12の物語からなる短編集です。

前の話で出てきた登場人物が、次の話の主人公になっています。

名前だけ出てきた人、エピソードだけ出てきた人があとでから登場することもあり「あ、この人は!」と思い出しながら読む楽しみもあります。

1話につき1色のテーマカラーがあるのも特徴です。

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4.木曜日にはココアを・感想

「木曜日にはココアを」は、12の物語からできていますが、登場人物同士が1つの物語をこえて影響しあっています。

誰かのちょっとした行動が誰かに影響を与えている。

普段照れてしまう一言も行動も、外に出してみようと思わせてくれました。

登場人物が12の物語のさまざまなところに登場する本作。

1回目読んだときは、登場人物を追いきれなかったので、2回目はメモを取りながら読み、じっくり物語の内容を味わうことができました。

12の物語1話あたりは短いので、読みやすくおすすめです。

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