近年では、異常気象のニュースを耳にすることも多くなりました。
本で天気のことを勉強しようと思っても、入門レベルから気象予報士を目指すレベルまであります。
この記事では、気象予報士のレベルまでは目指さないけど、天気の基本的な知識を勉強したい方に、おすすめの本を紹介します。
おすすめ①図解 身近にあふれる「気象・天気」が3時間でわかる本
特徴と読んでみた感想
・分かりやすい言葉+イラストでの説明があり、イメージしやすい。
・雲のできるしくみや、高気圧、低気圧、前線など天気の基本や、南岸低気圧、線状降水帯など天気予報で耳にする言葉が解説されている。
・豪雨災害への備え、熱中症対策、竜巻に遭遇したときの行動など、気象災害などへの対応方法も学べる。
・桜の開花予想、雪の結晶の形など、堅苦しくない話もあり読みやすい。
おすすめ②空がおしえてくれること
特徴と読んでみた感想
・ミヤネ屋で、宮根さんからイジられていることで有名な、お天気キャスター蓬莱大輔さんの本。
・読みやすい文章で、天気のことの説明も分かりやすい。
・この本の「はじめに」のところで蓬莱さんも書いているとおり、あまり勉強感なく天気のことを知れる。
・「風」の説明に甲子園球場を使うなど、関西在住の蓬莱さんならではの説明がある。
・気楽で楽しく読める本でありつつも、「気象災害のときに国民に危機感をもってもらうにはどうしたらいいか」という、気象に携わる方々の強い思いを知れる。
おすすめ③気象と天気図がわかる本 しくみ・読み方・書き方 ビジュアル徹底図解
特徴と読んでみた感想
・オールカラーの天気図やイラスト、航空写真など目で見て理解できる。
・季節ごとに天気の特徴や、気象用語が解説されている。
・天気のしくみや、天気図の見方、天気予報用語などの天気の基礎知識を学べる。
・天気検定協会が監修。
※天気検定協会
気象予報士試験が高レベルな天気の知識を求められるのに対し、楽しく天気について学べるのが天気検定。
天気検定協会は、天気検定を実施し、天気のおもしろさに触れる機会を提供している。
おすすめ④天気のしくみ 雲のでき方からオーロラの正体まで
特徴と読んでみた感想
・著者は、TBSのお天気コーナーでお馴染みの森田正光さんや、気象予報士の森さやかさん、グラフィックアーティストの川上智裕さん。
・本の中の図についている二次元コードを読み取ると、動画サイト(YouTube)にアクセスでき、説明の図を動画で見れる。
(パケット代などの、別途通信料がかかります。本の注意書きによると、動画は予告なく終了される場合があるそうです。)
・天気のしくみを雲、水、雨、風などに分けて解説してあり、図もあって理解しやすい。
・季節ごとの天気の解説もあり、花粉症や紅葉のことなど生活に身近なテーマもある。
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