読書 森沢明夫「夏美のホタル」読書感想‐偶然から生まれた交流に心温まる 山中にある商店「たけ屋」 「夏美のホタル」の舞台となるそのお店には「地蔵さん」「ヤスばあちゃん」と呼ばれる親子2人が暮らしていました。 たけ屋にたまたま訪れたのが2人の若者・慎吾と夏美。 偶然から生まれた、たけ屋での交流は美しく、大切なこと... 2021.12.31 読書
読書 知念実希人「祈りのカルテ」読書感想‐5つの短編医療ミステリー 研修医・諏訪野良太が研修中に出会った患者には、謎がありました。 「祈りのカルテ」は諏訪野良太が研修で回った、精神科、外科、皮膚科、小児科、循環器内科での5つのお話からなる連作短編集です。 それぞれの科ごとに1つの短編になっているので、読書に... 2021.12.29 読書
読書 瀬尾まいこ「傑作はまだ」読書感想‐希望の光が差し込む親子再生 私は小説家による小説家の話が好きなのですが、「傑作はまだ」はまさに小説家が主人公。 あまり外との繋がりがなかった主人公の生活が、はじめて会う息子との関わりをきっかけに変化していくお話です。 希望がある話を読みたい方におすすめです。 1.「傑... 2021.12.28 読書
読書 宮下奈都「羊と鋼の森」感想‐才能なんてなくても「ただ、やるだけ」 ピアノ調律師の世界が描かれた宮下奈都さんの「羊と鋼の森」 まさに森のような穏やかな時間が流れる小説です。 こんな方におすすめ ・夢にむかっている最中。 ・前を向きたい。 ・ピアノが好き。 1.「羊と鋼の森」作品紹介 ↑Amazonのサイトは... 2021.12.27 読書
読書 青山美智子「猫のお告げは樹の下で」の感想文‐気づきがもたらす変化 雑居ビル脇道の奥にある神社で出会った不思議な猫。 「猫のお告げは樹の下で」は、不思議な猫・ミクジからの「お告げ」をきっかけに、新たな気づきを得る7人のお話です。 こんな方におすすめ ・気分転換したい。 ・前向きになれる本が読みたい。 ・自分... 2021.12.25 読書
読書 三浦しをん「舟を編む」の感想とおすすめポイント‐本屋大賞受賞作品 今回は、三浦しをんさん作「舟を編む」の内容と魅力、感想を紹介します。 出版社の辞書編集部が舞台の「舟を編む」 辞書に情熱をそそぐ編集部員たちの奮闘と成長が描かれています。 こんな方におすすめ ・言葉を扱う仕事に興味がある。 ・何かに打ち込み... 2021.12.20 読書
読書 青山美智子「鎌倉うずまき案内所」読書感想‐前向きになりたい人に ちょっと視点を変えること、自分が今持っているものを知ることが、生きる力になる。 「鎌倉うずまき案内所」は、そんなことに気づかせてくれる本です。 こんな方におすすめ ・自分を見つめ直したい。 ・二度読んで楽しめる本が読みたい。 ・平成を懐かし... 2021.12.19 読書
読書 ○瀬尾まいこ「あと少し、もう少し」読書感想ー中学生駅伝チームの絆 中学駅伝をテーマにした瀬尾まいこさんの小説「あと少し、もう少し」 大会のために結成された駅伝メンバー6人と、陸上未経験の顧問・上原先生が県大会出場を目指します。 それぞれの人間関係と成長が描かれた物語です。 「あと少し、もう少し」は、こんな... 2021.12.18 読書
読書 伊坂幸太郎「逆ソクラテス」の感想ー「僕はそうは思わない」は名言 伊坂幸太郎さんの「逆ソクラテス」の主人公は小学生で、5つの短編集。 2021年本屋大賞4位になった作品です。 心に残るセリフや、学ぶところが多く、読書感想文を書くための本をお探しの方にもおすすめです。 「逆ソクラテス」は、こんな方におすすめ... 2021.12.17 読書
読書 青山美智子「お探し物は図書室まで」読書感想ー司書小町さんの魅力 「何をお探し?」 私が探しているのは・・・ と、つい本音を漏らしてしまうような雰囲気を図書室司書・小町さゆりさんはもっています。 「お探し物は図書室まで」は、悩みを抱えた5人の主人公たちが、小町さんのいる図書室を訪れたことをきっかけに、人生... 2021.12.15 読書